◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
流れに身を任せる変化の象徴。楽しく転がれば物事が順調に進む兆し、止まれないなら勢いに流されすぎへの注意。
心理学から見ると
転がる夢は、自分の意思より勢いに運ばれている感覚を映すと読めます。坂を転がり落ちて止まれない夢は、状況の変化についていけない不安や、制御を失う怖さの表れとされます。一方、草の上を楽しく転がる夢は、子どものように自由になりたい願いとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本の昔話「おむすびころりん」では、転がったおむすびを追ったおじいさんが、穴の中のねずみの世界で宝物を授かります。転がるものを追うことは、思いがけない世界への入り口として語られてきました。西洋にも「転がる石には苔が生えない」ということわざがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、転がっていたのが自分か物かで読み分けます。自分が転がっていたなら、今の変化に体ごと巻き込まれている印。物が転がっていくのを追いかけていたなら、手を離れかけているチャンスや人間関係を追っているのです。転がった先に何があったかを思い出すと、変化の行き先が見えてきます。
当サイトの見方:もう一歩深く
柔道や合気道では、まず「受け身」を覚えることから始めるとよく言われます。投げられたり倒れたりしたときに、体を丸めて上手に転がり、衝撃を逃がすことで、大きなけがを防ぐ技です。転ぶこと自体を避けるのではなく、上手に転がれるようになることが、強さの土台になるのです。子どもの頃、体育ででんぐり返しをして、世界がくるりと一回転した感覚を覚えている人もいるでしょう。当サイトの見方では、転がる夢は、勢いに流される不安や自由への願いだけでなく、「倒れても、うまく転がれば立ち上がれる」という回復の力を映すこともあると読めます。夢で転んだ勢いのまま一回転し、すっと立ち上がれていたなら、失敗をやわらかく受け止めて次へ進める力が、あなたに備わっている印。転がるたびに体を固くして痛がっていたなら、失敗を恐れるあまり、衝撃をまともに受けてしまっている状態かもしれません。これは推察ですが、でんぐり返しのあとに景色が新しく見えた夢は、一度ひっくり返ることで、物事を違う角度から見直せる時期が来た知らせでしょう。
目覚めた朝にできること
今日は流れに乗っていることと、自分で選びたいことを一つずつ書き分けてみてください。転がり続ける前に、一度立ち止まって方向を確かめましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 転がる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。流れに身を任せる変化の象徴。楽しく転がれば物事が順調に進む兆し、止まれないなら勢いに流されすぎへの注意。
Q. 転がる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 転がる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は流れに乗っていることと、自分で選びたいことを一つずつ書き分けてみてください。転がり続ける前に、一度立ち止まって方向を確かめましょう。
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