◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
期待が報われない不安や、人任せになっている状態への注意。自分から動くよう促す夢とされる。
心理学から見ると
いくら待っても相手が来ない夢は、大切にされていないのではという不安や、見捨てられることへの恐れを映すと読めます。一方で、自分が何かを「待つだけ」の姿勢になっていることを心が指摘しているとも考えられます。待つ時間の長さは、その不安の大きさに比例しがちです。
言い伝えと歴史
中国の古典『韓非子』には、切り株に兎がぶつかって死んだのを見た農夫が、また兎が来るのを待ち続けて畑を荒らしてしまう「守株」の故事があります。日本でもよく知られた話で、偶然の幸運を待つだけの姿勢を戒める教えとして語り継がれてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、待ちぼうけの夢の本当の主役は「待っている場所」です。駅や街角なら人間関係、学校や職場なら評価や結果を待っている心。誰も来ないまま日が暮れていったなら、もう終わったことを心がまだ手放せずにいるのかもしれません。自分から帰った夢は、区切りをつける準備ができた印とも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
待つ時間は、同じ長さでも何かをしている時間よりずっと長く感じられるものです。待ちぼうけの夢では、時計を何度も見る、改札の向こうを目で追い続けるといった細かな動きが妙にはっきり残ることがあります。これは推察ですが、こうした夢を見やすいのは、日頃から相手の都合に合わせて自分の予定を空けておく人、頼まれると断れない人なのかもしれません。夢の中で待たされる苛立ちは、現実では口に出せずにいる「私の時間も大切にしてほしい」という気持ちの代弁とも読めます。場面の違いにも注目してください。相手が別の誰かと楽しそうに通り過ぎたなら、自分だけ取り残されている孤独感。電話が圏外で連絡が取れなかったなら、気持ちを伝える手段そのものを見失っている状態です。当サイトの見方では、最後に自分から帰ると決めて歩き出せた夢は、待つ役目を自分で終わらせる力が育っている印です。
目覚めた朝にできること
返事を待ち続けていることがあれば、今日は自分から一歩だけ動いてみてください。待つのをやめると決めることも、立派な答えです。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 待ちぼうけの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。期待が報われない不安や、人任せになっている状態への注意。自分から動くよう促す夢とされる。
Q. 待ちぼうけの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 待ちぼうけの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 返事を待ち続けていることがあれば、今日は自分から一歩だけ動いてみてください。待つのをやめると決めることも、立派な答えです。
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