◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
人の役に立つことで運が開ける吉夢。迷子は自分の中の不安な部分の姿とも読まれる。
心理学から見ると
ユング的に見ると、夢の中の子どもは自分自身の幼く傷つきやすい部分の姿と読めます。迷子を助ける夢は、心細さを抱えた自分の一部に、大人の自分が手を差し伸べようとしている状態とも考えられます。同時に、誰かを守りたいという責任感の高まりを映すこともあります。
言い伝えと歴史
江戸時代には人通りの多い場所に「迷子しるべ」と呼ばれる石標が建てられ、迷子を探す人と見つけた人がそこに貼り紙をして知らせ合ったと伝えられます。迷子は地域全体で探すものであり、見つけて届けることは善い行いとされてきました。夢占いでも人助けの夢は徳を積む吉夢とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、その子の顔に見覚えがあったかどうかが分かれ目です。幼い頃の自分に似ていたなら、置き去りにしてきた気持ちを今こそ迎えに行く時期。知らない子なら、身近に助けを求める声が届いているのかもしれません。親のもとへ届けられずに終わった夢は、まだ答えの出ていない心配事が残っている印とも考えられます。
当サイトの見方:もう一歩深く
人混みではぐれた子どもが、迷子センターで「お母さんが迷子になっちゃった」と話す、というほほえましい話をよく聞きます。子どもにとっては、自分がいなくなったのではなく、大人の方がいなくなったのです。また、はぐれたときは動き回らず、その場で待つようにと教える家庭も多いでしょう。当サイトの見方では、迷子を助ける夢は、自分の中の心細い部分に手を差し伸べる姿だけでなく、「迷っているのは本当は誰なのか」という問いを映すこともあると読めます。夢で迷子の子に「大丈夫」と声をかけていたのに、ふと気づくと自分も帰り道が分からなくなっていたなら、人を導こうとしながら、自分自身の行き先も見失いかけている状態かもしれません。子どもがその場を動かずにじっと待っていた夢は、焦って探し回るより、立ち止まって待つことで、大切な人と再び会えるという知らせでしょう。迷子の子が泣かずに落ち着いていたなら、あなたの中の幼い部分が、思っている以上にたくましく育っている印とも考えられます。これは推察ですが、この夢は、助ける側と助けられる側は案外近いと教えています。
目覚めた朝にできること
身近な人に「困っていることはない?」と一度だけ声をかけてみてください。自分自身にも同じ問いを向けて、答えを一行書いてみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 迷子を助ける夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。人の役に立つことで運が開ける吉夢。迷子は自分の中の不安な部分の姿とも読まれる。
Q. 迷子を助ける夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 迷子を助ける夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 身近な人に「困っていることはない?」と一度だけ声をかけてみてください。自分自身にも同じ問いを向けて、答えを一行書いてみましょう。
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