◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
目標に向かう意欲や焦りの表れ。気持ちよく走る夢は好調、うまく走れない夢は焦りや不安を示すとされる。
心理学から見ると
走る夢は、目標へ向かう意欲や、何かから逃れたい気持ちの表れと読めます。夢の中で思うように足が進まないのは、レム睡眠中に体の筋肉がゆるんでいることとも関係すると言われます。誰かと競っていた夢なら比較や焦り、ひとりで黙々と走っていた夢なら自分のペースを探している時期。ゴールが見えていたかどうかも、目標のはっきりさを映すと考えられます。
言い伝えと歴史
仏教の守護神である韋駄天は、仏舎利を盗んで逃げた鬼を追いかけて取り戻したと伝えられ、足の速い人を「韋駄天」と呼ぶ由来になりました。十二月を「師走」と呼ぶのも、師が走り回るほど忙しいからという説が広く知られています。夢占いでは、気持ちよく走る夢は運気上昇、足が重くて走れない夢は焦りや準備不足への注意とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、走る夢の怖さは「後ろを振り返れない」ことにあります。何かに追われて走る夢で、追ってくるものの姿を最後まで見なかったなら、あなたは不安の正体を確かめるのを避けています。韋駄天が盗まれたものを取り戻すために走ったように、走る理由が「取り戻す」なら前向きな夢。逃げていたなら、一度立ち止まって振り返る勇気が要る時期です。
当サイトの見方:もう一歩深く
走る夢の舞台は、学校の校庭のトラック、駅の階段やホーム、見知らぬ夜道などさまざまです。当サイトの見方では、校庭のトラックを走っていたなら、学生時代のように結果や順位で比べられる緊張が今も続いている状態。駅で電車に間に合おうと走っていたなら、決められた時間や締め切りに追われる日々の焦りを映していると読めます。また、走っている途中で靴が脱げる夢もよくあります。足元の準備が整わないまま急かされている感覚や、今のやり方では長く続かないという心の警告かもしれません。リレーでバトンを受け取る、あるいは渡す場面が出てきたなら、誰かから役目を引き継ぐ、または誰かに託すことへの期待と重さの表れでしょう。これは推察ですが、走る夢で息が切れていなかったなら、体は疲れていても、心にはまだ前へ進む余力が残っている印だと思います。走る夢は、自分の速さが自分に合っているかを問いかけています。
目覚めた朝にできること
軽い散歩を10分してみてください。歩きながら、今いちばん急かされていると感じることを一つだけ思い浮かべ、本当に今日急ぐ必要があるかを考えましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 走る夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。目標に向かう意欲や焦りの表れ。気持ちよく走る夢は好調、うまく走れない夢は焦りや不安を示すとされる。
Q. 走る夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 走る夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 軽い散歩を10分してみてください。歩きながら、今いちばん急かされていると感じることを一つだけ思い浮かべ、本当に今日急ぐ必要があるかを考えましょう。
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