◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
蛇の姿をした神の夢。水や豊かさ、生命力の恵みを示す吉夢とされるが、敬いを忘れるなという戒めも含む。
心理学から見ると
神として現れる蛇の夢は、ユングのいう元型のように、自分を超えた大きな力や、生命そのものの力強さに触れている体験と読めます。畏れと安心が同時にあった夢なら、自分の中の変化の力を、恐れずに受け入れ始めているとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では古くから蛇は水の神、田の神、山の神の姿として祀られてきました。奈良の三輪山の神は、美しい小さな蛇の姿で現れたと日本書紀に語られ、今も蛇の好むものとして卵やお酒が供えられることがあります。十二支の巳(み)の日を縁日とする信仰も各地に残ります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、蛇神の夢は「恵み」と「畏れ」の両方を忘れないように、という知らせです。昔の人は蛇を大切にしながら、決して軽んじませんでした。夢の中の蛇神が静かに見守っていたなら、今の努力が実を結ぶ前ぶれ。怒っていたなら、身近な約束や感謝を疎かにしていないか見直す時です。
当サイトの見方:もう一歩深く
蛇の中でも白い蛇は、弁財天の使いとして大切にされてきました。蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金に困らない、という言い伝えも各地に残り、脱皮をくり返す蛇の姿は、再生と豊かさの象徴として暮らしの中に溶け込んでいます。当サイトの見方では、蛇神の夢では、蛇の色と姿に注目すると読みが深まります。白く輝いていたなら、清らかな力に守られている安心感。黒や金色など深い色なら、まだ自分でも気づいていない大きな力が、内側で目覚めつつある印かもしれません。とぐろを巻いて静かにしていたなら、今は動くより蓄える時期。ゆっくりと進んでいく姿を見送ったなら、物事が自然な流れで動き出そうとしています。また、蛇神が水辺にいたか、山や社にいたかで、恵みの向かう先も変わるでしょう。これは推察ですが、夢の中で思わず手を合わせていたなら、目に見えないものへの感謝を忘れていない心の表れだと当サイトは考えます。敬う気持ちそのものが、守りになるのです。
目覚めた朝にできること
身近な水回りを一か所きれいにして、日頃お世話になっている人に一言感謝を伝えてください。敬う気持ちを形にすることが、昔からの蛇神への向き合い方です。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 蛇神の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。蛇の姿をした神の夢。水や豊かさ、生命力の恵みを示す吉夢とされるが、敬いを忘れるなという戒めも含む。
Q. 蛇神の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 蛇神の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 身近な水回りを一か所きれいにして、日頃お世話になっている人に一言感謝を伝えてください。敬う気持ちを形にすることが、昔からの蛇神への向き合い方です。
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