▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
行き詰まりや無力感の象徴。金縛りと同じく、疲れが溜まっているサイン。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
体が動かない夢は、レム睡眠中に体の筋肉がゆるみ、動けなくなっている状態を脳が感じ取ることで起こる、いわゆる金縛りと関係があるとされます。心理面では、行き詰まりや無力感、逃げたいのに逃げられない状況への焦りを映すと読めます。疲れや不規則な睡眠のときに起こりやすいといわれます。
言い伝えと歴史
日本語の「金縛り」は、もともと相手を動けなくする呪術を指す言葉とされ、眠りの中で体が動かなくなる体験にもこの名が使われるようになりました。昔から、霊や魔物のしわざとして語られることの多い体験です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、体が動かない夢は「どこなら動かせたか」が手がかりです。指先だけでも動いたなら、今の行き詰まりには小さな突破口があります。目だけが動いたなら、あなたは状況をよく見えているのに手を出せずにいる状態。声が出せたなら、助けを呼ぶことが次の一歩になるでしょう。
当サイトの見方:もう一歩深く
十八世紀のイギリスで活躍した画家フューズリの『夢魔』には、眠る女性の胸の上に小さな魔物がうずくまる姿が描かれています。眠りの中で体が動かず、胸が重く苦しくなる体験は、日本だけでなく世界中で、何かが上に乗っているせいだと語られてきました。当サイトの見方では、体が動かない夢を見る人は、現実でも「動きたいのに動けない」状況を抱えていることが多いようです。辞めたいのに辞められない、言いたいのに言えない、そうした気持ちが体の感覚と重なって夢に現れるのでしょう。夢の中で部屋に誰かの気配があったなら、その気配はあなたを縛っている責任や人間関係の重さの姿かもしれません。外の道や駅のような場所で動けなくなっていたなら、人生の分かれ道で決断を先延ばしにしている状態です。これは推察ですが、動けないまま怖さが少しずつ薄れていったなら、あなたは立ち止まる時間にも意味があると受け入れ始めています。
目覚めた朝にできること
今夜は寝る時間をいつもより少し早め、仰向け以外の姿勢も試してください。頻繁に起こり日中にも支障があるなら医療機関で相談を。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 体が動かない夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。行き詰まりや無力感の象徴。金縛りと同じく、疲れが溜まっているサイン。
Q. 体が動かない夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 体が動かない夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜は寝る時間をいつもより少し早め、仰向け以外の姿勢も試してください。頻繁に起こり日中にも支障があるなら医療機関で相談を。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。