▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
溜め込んだ不満やストレスが外に出ていく浄化の象徴とされる。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
体から虫が出る夢は、溜め込んだ不満やストレス、自分の中にある嫌な感情が外へ出ていく浄化の夢と読めます。気持ち悪さが強かったなら、自分の中に受け入れがたい部分があると感じている状態、出た後にすっきりしたなら、心の整理が進んでいる表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
道教に由来する庚申信仰では、人の体には「三尸(さんし)の虫」が住み、庚申の夜に眠っている間に体を抜け出して天帝に罪を告げると考えられました。そのため人々は庚申の夜を眠らずに過ごす「庚申待ち」を行いました。「虫の知らせ」「虫の居所が悪い」など、体内の虫を気分と結びつける言葉も残ります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、体から虫が出る夢は「虫がどこへ行ったか」を見てほしい夢です。遠くへ飛び去ったなら、悩みは本当に離れつつあります。部屋の中に留まっていたなら、出したはずの不満がまだ身近な場所に残っている印。庚申の夜の人々が眠らずに見張ったように、あなたも自分の中の小さな声に耳を澄ませる時です。
当サイトの見方:もう一歩深く
昔の日本では、子どもの夜泣きやかんしゃくは「疳の虫」のせいだと考えられ、寺社で虫封じの祈祷を受ける習わしが各地に伝わってきました。気持ちの荒れを体の中にいる小さな虫の働きとして受け止めることで、子どもを責めずに済ませる知恵だったともいえます。当サイトの見方では、体から虫が出る夢を見る人は、自分の中のイライラや嫉妬を「自分のものではない何か」として外へ出してしまいたいと願っていることが多いようです。口から出てきたなら、言えずに飲み込んできた言葉が溜まっている印。指先や手のひらからなら、仕事や日々の行動の中で抱えてきた不満。肌のあちこちから出てきたなら、体全体で疲れを感じているのかもしれません。出てきたのが蝶や蛍のようなきれいな虫だったなら、苦しみが美しいものに姿を変えつつある知らせと考えます。気味の悪い夢ほど、目覚めた後には少し体が軽くなっているものです。
目覚めた朝にできること
部屋の換気と、机の上の片づけを一か所だけしてください。外に出した分だけ、心の中にも空きが生まれます。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 体から虫が出る夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。溜め込んだ不満やストレスが外に出ていく浄化の象徴とされる。
Q. 体から虫が出る夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 体から虫が出る夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 部屋の換気と、机の上の片づけを一か所だけしてください。外に出した分だけ、心の中にも空きが生まれます。
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