◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
心の傷の手当てや回復の途中にあることの象徴。包帯が取れる夢は回復、ほどけない包帯は傷を隠しすぎへの注意。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
包帯は傷を覆い、治るまでの時間を守る道具です。夢では、心の傷を手当てしている最中であることを映すと読めます。一方で、小さな傷に何重にも巻かれた包帯は、傷ついたことを人に見せまいとする防御の強さの表れとも考えられます。自分で巻いていたなら、誰にも頼らず立て直そうとする意地。病院のような場所で他人に巻かれていたなら、手当てを受け入れる準備が整いつつある状態です。
言い伝えと歴史
包帯は看護と手当ての象徴として、やさしさと痛みの両方を連想させます。古代エジプトでは亡骸を麻布で幾重にも巻いてミイラにし、その姿は二十世紀の怪奇映画で包帯のミイラ男として広まりました。同じころの映画では、透明人間が包帯で顔を覆うことで初めて人の目に見える存在になります。包帯は、癒やすものであると同時に、正体を隠し、あるいは形を与えるものでもあったのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、包帯の夢でいちばん大切なのは「ほどいた下に何があったか」です。傷が治っていたなら、もう痛みを手放してよい時期。何もなかった、あるいは空洞だったなら、過去の傷を必要以上に守り続け、包帯そのものが自分の形になってしまっている印かもしれません。透明人間のように、包帯を外すと自分が消えてしまいそうで怖かったなら、傷ついた経験があなたらしさの一部になっているのです。
当サイトの見方:もう一歩深く
子どもの頃、ほんの小さなすり傷でも、絆創膏を貼ってもらうと不思議と痛みが和らいだように感じた人は多いでしょう。好きな絵柄の絆創膏を、傷がないのに貼りたがる子どももいます。手当ての効き目は、薬や布そのものだけでなく、「誰かが自分の痛みに気づいて、手を貸してくれた」という安心からも生まれているのかもしれません。当サイトの見方では、包帯の夢は、傷の回復や隠しすぎへの注意だけでなく、「手当てしてくれた手」の記憶を映すこともあると読めます。夢で誰かがゆっくり丁寧に包帯を巻いてくれていたなら、あなたは今、言葉より行動で気づかってくれる人を必要としている、あるいはすでにそばにいる印。自分が誰かに包帯を巻いてあげていたなら、相手の痛みを放っておけない優しさと、その分だけ自分の疲れを後回しにしている状態とも考えられます。傷のない場所に包帯を巻いてほしがっていた夢は、目に見える傷はなくても、心配してほしい気持ちが募っているのでしょう。これは推察ですが、この夢は、甘えることも回復の一部だと伝えています。
目覚めた朝にできること
最近傷ついた出来事を一つ思い浮かべ、自分に「よく耐えた」と声をかけてみてください。頼れる人がいれば、今日は小さなことを一つだけ手伝ってもらいましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 包帯の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。心の傷の手当てや回復の途中にあることの象徴。包帯が取れる夢は回復、ほどけない包帯は傷を隠しすぎへの注意。
Q. 包帯の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 包帯の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近傷ついた出来事を一つ思い浮かべ、自分に「よく耐えた」と声をかけてみてください。頼れる人がいれば、今日は小さなことを一つだけ手伝ってもらいましょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。