▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
支えを借りながら前に進む時期の象徴。松葉杖を手放せる夢は自立、手放せない夢は頼りすぎへの注意。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
松葉杖は、けがが治るまでのあいだ体重を肩代わりしてくれる、一時的な支えです。夢では、誰かや何かの助けを借りながら立て直している時期を映すと読めます。人の多い駅や職場で松葉杖をついていたなら、弱った姿を見られることへの抵抗。家の中だけで使っていたなら、身内には頼れても外では強がっている状態とも考えられます。慣れない杖で脇が痛んだなら、支えの受け取り方にまだぎこちなさがあります。
言い伝えと歴史
松葉杖という名は、二股に分かれた形が松の葉に似ていることに由来するとされます。杖そのものは古くから旅人や修行者、老いた人を支える道具で、僧が持つ錫杖のように信仰とも結びついてきました。また、高名な僧が地面に突き立てた杖が根づいて大木になった、という杖立ての伝説が日本各地に残ります。杖は体を支えるだけでなく、新しい命が芽吹く起点とも語られてきたのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、松葉杖の夢は「支えを返す日」を考えさせる夢です。杖立ての伝説のように、手放した杖がやがて根を張るなら、今あなたを支えている人や習慣も、いつか別の形で実を結ぶでしょう。杖が軽く感じたなら、助けを上手に受け取れている印。重く引きずっていたなら、支えのはずのものが負担に変わっています。誰かに杖を渡していたなら、あなた自身がすでに誰かの支えになっているのです。
当サイトの見方:もう一歩深く
松葉杖で階段を使うときには、上るときは痛めていない方の足から先に、下りるときは杖と痛めた足から先に出すように教わることが多いものです。同じ階段でも、上りと下りでは体の運び方を変えなければ、かえって危なくなるのです。慣れるまでは、たった数段にも時間がかかります。当サイトの見方では、松葉杖の夢は、支えを借りて進む時期を映すだけでなく、「状況に合わせて、頼り方を変える」知恵を問いかけていると読めます。夢で松葉杖をついて階段を上っていたなら、目標に向かって進むとき、まず自分の確かな力で一歩を出し、支えはあとからついてこさせればよい時期。下りの階段で足がすくんでいたなら、役目を降りる、立場を手放すといった「下りる場面」でこそ、人の支えを先に立てる必要があるのでしょう。何段もある階段の途中で立ち止まり、休んでいた夢は、ゆっくりでも確かに進んでいることを、心が自分に認めている姿とも考えられます。これは推察ですが、この夢は、支えの使い方にも上手下手があり、それは練習で身につくと伝えています。
目覚めた朝にできること
今支えてくれている人を一人思い浮かべ、短いお礼を伝えてみてください。頼りすぎていると感じることがあれば、今日は一つだけ自分の力でやってみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 松葉杖の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。支えを借りながら前に進む時期の象徴。松葉杖を手放せる夢は自立、手放せない夢は頼りすぎへの注意。
Q. 松葉杖の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 松葉杖の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今支えてくれている人を一人思い浮かべ、短いお礼を伝えてみてください。頼りすぎていると感じることがあれば、今日は一つだけ自分の力でやってみましょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。