◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
重荷から解放される軽やかさや、現実から離れたい気持ちの象徴。心地よければ吉、不安なら足元の確認を。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
体がふわりと浮く夢は、責任や悩みの重さから一時的に解放されたい願いを映すと読めます。レム睡眠中は体がほとんど動かない一方で脳は活発に働くため、その食い違いが浮遊感として夢に現れるとも考えられます。誰かと手をつないで浮いていたなら、その人との関係が今の支えになっている印。ひとりで天井近くまで浮いて怖かったなら、現実とのつながりが薄れている不安の表れとも読めます。
言い伝えと歴史
空に浮かぶ力は、多くの宗教や伝説で聖人や仙人の不思議な力として語られてきました。日本の説話集『今昔物語集』には、空を飛ぶ術を得た久米仙人が、川で洗濯する女性の脚に見とれて術を失い、地上に落ちたという話が収められています。浮く力は、欲や執着とひきかえに失われるものでもありました。一方の怪談では、足のない幽霊が宙を漂う姿が定番です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、浮いた高さは心と現実との距離を示します。床から数センチなら、ほんの少しの休みが欲しい印。天井から眠っている自分を見下ろしていたなら、今の生活から心が離れかけています。久米仙人の話のように、何かに気を取られた瞬間に落ちたなら、あなたを地上に引き戻しているのは欲や未練かもしれません。そしてそれは、生きている人間らしさの証でもあります。
当サイトの見方:もう一歩深く
水に浮かぶとき、手足に力を入れてもがくほど体は沈み、反対に力を抜いて身をゆだねると、ふわりと浮かぶものです。泳ぎを覚えたての頃、「怖がらずに力を抜いて」と教わった人もいるでしょう。宇宙で暮らす飛行士たちは、重さのない世界では上も下もなくなり、体の向きを自分で決めなければならないと語っています。当サイトの見方では、体が浮く夢は、重荷からの解放だけでなく、「力を抜いたときにこそ支えられる」という感覚を映していると読めます。夢で深く息を吐いた瞬間に体が浮き上がったなら、頑張りをいったんやめることで、かえって状況が軽くなると心が知り始めている印。浮かびながら上下が分からなくなって戸惑っていたなら、決まった役割や常識が外れたあと、自分で向きを決める自由と心細さの両方を感じているのでしょう。浮いた体を誰かにそっと引き寄せられた夢は、ふわふわした自分をつなぎとめてくれる存在への感謝とも考えられます。これは推察ですが、この夢は、ゆだねることも一つの強さだと伝えています。
目覚めた朝にできること
起きたら裸足で床に立ち、かかとからつま先へゆっくり体重を移してみてください。足の裏で床を感じるだけで、ふわふわした気持ちが落ち着きます。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 体が浮く夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。重荷から解放される軽やかさや、現実から離れたい気持ちの象徴。心地よければ吉、不安なら足元の確認を。
Q. 体が浮く夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 体が浮く夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 起きたら裸足で床に立ち、かかとからつま先へゆっくり体重を移してみてください。足の裏で床を感じるだけで、ふわふわした気持ちが落ち着きます。
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