▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
何も起こらず退屈する夢。心身の休息が必要な印、または新しい刺激を求めている心の表れとされる。
心理学から見ると
退屈な夢は、日中の刺激が少なく、心が変化を求めている状態を映すと読めます。一方で、疲れが強いときの脳は派手な物語を作る余力がなく、淡々とした夢を見やすいとも考えられます。退屈を感じながらも抜け出せない夢は、現状に不満があるのに動くきっかけを見つけられない気持ちの表れとされます。
言い伝えと歴史
昔から「小人閑居して不善をなす」と言われるように、暇を持て余すことは心の隙を生むものとして戒められてきました。その一方で、隠居や閑居のように、何もしない時間を心の養いとする考え方も日本には根づいています。夢占いでは、退屈な夢は運気の停滞期であると同時に、力を蓄える時期とも読まれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、退屈な夢は「本当は何をしたいのか」を問う白紙の夢です。夢の中でぼんやり眺めていた景色や、手に取った物に注目してください。それが次に夢中になれるものの手がかりかもしれません。退屈なのに、なぜか安心していたなら、今のあなたに必要なのは刺激ではなく、何も起こらない穏やかな時間なのでしょう。
当サイトの見方:もう一歩深く
退屈な夢の舞台には、病院の待合室、終わらない会議、黒板の上の時計を見つめる教室など、「待たされる場所」がよく選ばれます。今は手元の画面を見れば退屈をすぐに埋められる時代で、何もせずにただ待つ時間は、起きている間にはほとんど残っていません。当サイトの見方では、退屈な夢は、日中に失われた「ぼんやりする時間」を心が眠りの中で取り戻そうとしている姿でもあります。夢で何を待っていたのかを思い出してください。名前を呼ばれるのを待っていたなら、評価や順番を気にする毎日に疲れている印。誰かを待っていたなら、その人からの連絡や変化を心の奥で待ち続けているのかもしれません。何を待っているのか分からなかったなら、まだ名前のない望みが育っている途中です。これは推察ですが、退屈で時計の針が進まない夢は、現実の時間が速く過ぎすぎていると感じている人ほど見やすいのではないかと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は、いつもと違う道を歩く、初めての店に入るなど、ほんの小さな変化を一つ取り入れてみましょう。疲れているなら、あえて何もしない時間を作るのも正解です。
こんな場面なら
- ◎吉 その気持ちを受け止めている……心が整理されつつある
- ▲注意 気持ちに押しつぶされる……現実でもためこんでいるサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 退屈な夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。何も起こらず退屈する夢。心身の休息が必要な印、または新しい刺激を求めている心の表れとされる。
Q. 退屈な夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 退屈な夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、いつもと違う道を歩く、初めての店に入るなど、ほんの小さな変化を一つ取り入れてみましょう。疲れているなら、あえて何もしない時間を作るのも正解です。
あわせて読みたい夢の読み物
「感情・心の状態」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。