▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
先が見えない不安や、周りの言葉にごまかされている感覚の象徴。原因のはっきりしない息苦しさへの注意とされる。
心理学から見ると
煙に包まれて前が見えない夢は、状況の全体がつかめないまま、息苦しさだけを感じている心の状態と読めます。炎ではなく煙に焦点がある分、はっきりした危機よりも、正体の分からない圧迫感を表していると考えられます。眠っている間の鼻づまりや部屋の空気の悪さが、夢に影響する場合もあります。
言い伝えと歴史
日本語の「煙に巻く」は、相手をあいまいな話でごまかすことを言います。また昔は狼煙のように、煙は遠くへ知らせを伝える手段でもありました。夢占いでも煙は、隠された事実や、まだ届いていない知らせの象徴として読まれることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、煙の「色」と「におい」が手がかりです。白い煙なら、誤解が晴れれば済む一時的な混乱。黒く重い煙や、何かが焦げるにおいがはっきり残ったなら、誰かの言葉の裏にある本音を心が嗅ぎ取っているのかもしれません。煙の向こうに人影が見えたなら、その人との間に確かめるべきことがあります。
当サイトの見方:もう一歩深く
火事の煙は上へたまるため、逃げるときは姿勢を低くし、口元を布で覆って進むようにと、防災訓練などで教わった人も多いでしょう。当サイトの見方では、煙に巻かれる夢で自然に身をかがめていたなら、先が見えない状況でも、今できる最善の手を心得ている落ち着きの表れです。立ったまま煙の中を突き進んでいたなら、状況を確かめるより先に結果を急いでいるのかもしれません。ハンカチで口を押さえていたなら、周りの言葉や空気に影響されすぎないよう、自分を守ろうとしている状態と読めます。壁に手を当てて伝い歩いていたなら、確かなものを一つ手がかりにして進もうとする慎重さ。煙の向こうから誰かの声が聞こえ、それを頼りに外へ出られたなら、迷ったときに信頼できる助言者がいる印です。目にしみる煙で涙が止まらなかったなら、本当は泣きたい理由があるのに、それを煙のせいにしたい気持ちが隠れているのかもしれません。これは推察ですが、この夢は、物事の本質が見えないまま判断を迫られている人が見やすいのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
朝、窓を開けて部屋の空気を入れ替えてください。あいまいなまま気になっている話があれば、一つだけ本人に確かめる予定を立てると、心の煙が晴れていきます。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 火事の煙に巻かれる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。先が見えない不安や、周りの言葉にごまかされている感覚の象徴。原因のはっきりしない息苦しさへの注意とされる。
Q. 火事の煙に巻かれる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 火事の煙に巻かれる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 朝、窓を開けて部屋の空気を入れ替えてください。あいまいなまま気になっている話があれば、一つだけ本人に確かめる予定を立てると、心の煙が晴れていきます。
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