○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
抑えてきた怒りや、今の状況を壊して一からやり直したい衝動の象徴。現実の行動ではなく、感情の出口を探している印とされる。
心理学から見ると
自分が火をつける夢は、表に出せずにいる怒りや破壊の衝動が、夢という安全な場所で形になったものと読めます。フロイト流に言えば、昼間に抑え込んだ願望が姿を変えて現れたとも考えられます。夢の内容は現実の意図とは別物であり、見たこと自体を責める必要はありません。
言い伝えと歴史
日本では古くから火を扱う家事や行事に「火の用心」の心がけが伴い、火事を防ぐ火伏せの神として秋葉や愛宕の信仰も広く知られてきました。それだけに、自ら火を放つことは強い禁忌とされ、夢占いでも「何かを断ち切りたい強い思い」の表れとして慎重に読まれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、火をつけた「相手の建物」が何だったかが夢の本題です。職場や学校なら、その場所の決まりに縛られた窮屈さ。実家や見覚えのある家なら、そこに残る古い関係を終わらせたい願い。燃え上がる炎に後悔を覚えたなら、あなたはまだ壊すより直す道を探しています。
当サイトの見方:もう一歩深く
自分が火をつける夢を見た朝は、多くの人が「自分の中にこんな気持ちがあったのか」と動揺します。当サイトの見方では、この夢で大切なのは、火をつけた行為そのものより、その直後に湧いた感情です。すっとした解放感があったなら、日頃どれほど我慢を重ねてきたかを、心が率直に伝えています。すぐに怖くなって自分で火を消そうとしたなら、怒りを感じながらも、本当は壊したくない、関係を守りたいという気持ちの方が強いのでしょう。誰かに見られて逃げ出したなら、本音を知られることへの恐れが表れていると読めます。燃やしたのが建物ではなく、古い手紙や写真、日記だったなら、それは破壊というより、過去との別れの儀式に近いものです。寺社で古いお守りやお札を感謝とともに焚き上げる習わしがあるように、火は終わりを穏やかに区切るものとしても大切にされてきました。これは推察ですが、この夢を見る人は、人に優しくあろうとするあまり、怒りを感じる自分を許せずにいるのではないでしょうか。怒りは、守りたいものがある証でもあります。
目覚めた朝にできること
怒りを感じた出来事を、誰にも見せない紙に書き出してみてください。書いた紙を破って捨てるだけでも、夢の中の火は安全な形で燃え尽きます。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 放火する夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。抑えてきた怒りや、今の状況を壊して一からやり直したい衝動の象徴。現実の行動ではなく、感情の出口を探している印とされる。
Q. 放火する夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 放火する夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 怒りを感じた出来事を、誰にも見せない紙に書き出してみてください。書いた紙を破って捨てるだけでも、夢の中の火は安全な形で燃え尽きます。
あわせて読みたい夢の読み物
「行動・出来事」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。