▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
高い目標や理想に向かう意欲の象徴。力強く飛べれば上昇運、熱さや落下を感じたなら背伸びのしすぎに注意とされる。
心理学から見ると
空を飛ぶ夢は自由や解放を表すとよく言われますが、行き先が太陽だと、目指すものがはっきりした強い上昇志向を映すと読めます。その一方で、太陽は近づくほど熱く、直視できない存在でもあり、理想の高さに対する不安や畏れも同時に抱えている状態とも考えられます。体が軽かったか重かったかが手がかりです。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話のイカロスは、父が作った蝋の翼で空を飛び、忠告を忘れて太陽に近づきすぎたため翼が溶けて海に落ちたと語られます。この話は、野心と慢心の境目を示すたとえとして今も広く引かれます。夢占いでも、太陽に向かって飛ぶ夢は大きな飛躍の兆しと、無理への戒めの両方を持つとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、飛んでいる途中で振り返ったかどうかを大事にします。地上を見下ろして誰かの姿を探したなら、夢を追いながらも置いてきたものへの想いが残っている印。一度も振り返らずに上だけを見ていたなら、その決意は本物ですが、休む場所を忘れていないかだけは気にかけてください。太陽に届く前に目が覚めたなら、夢はまだ途中で、急がなくてよいと告げているのでしょう。
当サイトの見方:もう一歩深く
太陽に向かって飛ぶ夢では、何の力で飛んでいたかが、目標への近づき方を表します。当サイトの見方では、自分の腕が翼になって羽ばたいていたなら、自分の才能や努力だけを頼りに高みを目指している姿です。飛行機やロケットに乗っていたなら、組織や仕組みの力を借りて大きな目標に向かっている状態で、その乗り物を誰が操縦していたかも手がかりになります。何の道具もなく体が浮かび上がっていたなら、理由は分からないけれど、今は流れが味方している予感と読めます。一緒に飛ぶ鳥の群れや仲間がいたなら、同じ夢を追う人たちと支え合える心強さがあります。飛んでも飛んでも太陽が近づかず、むしろ遠ざかっていくように感じたなら、目標を高く設定しすぎて、達成感を味わえずにいるのかもしれません。少し手前の雲の上で休めたなら、途中の到達点を喜ぶことの大切さを、心が教えてくれています。これは推察ですが、この夢は、大きな挑戦を始めたばかりの人が、期待と不安の両方を抱えながら空を見上げている時に見やすいのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
目標までの道のりを三つの小さな段階に分けて書いてみましょう。一度に太陽まで飛ぼうとせず、今日は最初の段階だけに集中するのが夢の勧めです。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 太陽に向かって飛ぶ夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。高い目標や理想に向かう意欲の象徴。力強く飛べれば上昇運、熱さや落下を感じたなら背伸びのしすぎに注意とされる。
Q. 太陽に向かって飛ぶ夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 太陽に向かって飛ぶ夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 目標までの道のりを三つの小さな段階に分けて書いてみましょう。一度に太陽まで飛ぼうとせず、今日は最初の段階だけに集中するのが夢の勧めです。
あわせて読みたい夢の読み物
「自然・天気」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。