◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
心の重荷を下ろし、関係が修復に向かう吉夢。許せずに苦しむ夢はわだかまりの残りを示す。
心理学から見ると
人を許す夢は、長く抱えてきた怒りや悲しみを手放す準備が、心の中で進んでいる状態と読めます。許す相手が自分自身だった場合は、過去の失敗への自己批判がゆるみ始めている印とも考えられます。許せずに終わる夢も、傷がまだ癒えていないことを教えてくれます。
言い伝えと歴史
日本には過去のいざこざを「水に流す」という言い回しがあり、川が汚れを運び去るように、恨みを持ち越さないことが美徳とされてきました。怪談では、許されない恨みが怨霊となって祟る話が多く語られ、許しは祟りを鎮める力としても描かれてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、許したあとの相手の表情に注目します。相手が泣いたり安心したりしたなら、関係の修復が現実にも近い兆し。相手が無表情だったなら、許しは相手のためというより、あなた自身を自由にするためのもの。許したのに体が重いままだったなら、心より先に言葉だけが許してしまったのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
許すことは、一度言葉にすれば終わる行為ではありません。許したつもりでも、ふとした拍子に怒りがよみがえり、またもう一度許し直すことを繰り返す人は多いものです。許す夢を見る時期は、現実ではすでに「もう気にしていない」と口にしているのに、心の奥にまだ小さな棘が残っている頃と重なることがあります。当サイトの見方では、夢の中の許しは、言葉の上ではなく体の感覚で区切りをつけようとする心の作業です。場面の違いが手がかりになります。相手が謝ったから許したのなら、関係を元に戻したいという願い。謝られないまま許していたなら、相手のためではなく自分の荷を下ろすための決断です。言葉で伝えたのか、抱きしめたのか、黙ってうなずいたのかでも、心の準備の深さは違うでしょう。これは推察ですが、許した相手が子どもの姿で現れた夢は、その人もまた未熟で傷ついていたのだと、心がようやく理解し始めた印かもしれません。
目覚めた朝にできること
許せずにいることがあれば、無理に許そうとせず、まずは今の気持ちを一行だけ書いてみてください。自分に対しても同じように。
こんな場面なら
- ◎吉 その気持ちを受け止めている……心が整理されつつある
- ▲注意 気持ちに押しつぶされる……現実でもためこんでいるサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 人を許す夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。心の重荷を下ろし、関係が修復に向かう吉夢。許せずに苦しむ夢はわだかまりの残りを示す。
Q. 人を許す夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 人を許す夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 許せずにいることがあれば、無理に許そうとせず、まずは今の気持ちを一行だけ書いてみてください。自分に対しても同じように。
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