◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
過去の経験を今に生かす兆し。楽しい記憶は心の回復、つらい記憶は向き合う時期の知らせとされる。
心理学から見ると
夢の中で何かを思い出すのは、眠っている間に記憶が整理される働きを反映しているとも考えられます。睡眠中、特にレム睡眠では記憶の整理や定着が進むとされます。思い出した内容は、今の悩みを解くための手がかりとして心が差し出しているものとも読めます。
言い伝えと歴史
死の間際に一生の出来事が次々と浮かぶ様子は「走馬灯のように」と例えられ、思い出すことは人生の総まとめのように語られてきました。夢占いでは、懐かしい記憶がよみがえる夢は、原点に立ち返ることで運が開ける知らせとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、思い出した記憶の中の自分が何歳だったかに注目します。幼い頃なら、その頃の素直な願いが今のあなたに必要とされています。つらい時期の記憶なら、あの頃を乗り越えた力が今も自分の中にある証。思い出したはずなのに目覚めると消えていた夢は、答えがもうすぐそこまで来ている印かもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
フランスの作家プルーストの小説『失われた時を求めて』では、紅茶に浸したマドレーヌを口にした瞬間、主人公の幼い日の記憶が一気によみがえる場面が有名です。匂いや味、音のような感覚は、言葉より先に記憶の扉を開けることがあります。夢の中で何かを思い出すときも、懐かしい匂いや曲がきっかけになっていることが少なくありません。当サイトの見方では、思い出す夢を見るのは、今の暮らしの中で、かつて持っていた何かが必要になっている時期です。場面にも注目してください。誰かと一緒に思い出して笑い合ったなら、その記憶を共有できる関係が今も心の支えになっている印。一人で思い出して涙を流したなら、当時は流せなかった感情をようやく流せている状態でしょう。これは推察ですが、実際には経験したことのない出来事を「思い出した」と感じる夢は、こうありたかった過去を心が描き直し、自分を慰めているのかもしれません。年を重ねるほど、こうした夢は優しい色合いを帯びていくようです。
目覚めた朝にできること
夢で思い出した場面を覚えていれば書き留めてください。昔の写真や日記を一枚だけ見返すのも、今の自分を支える手がかりになります。
こんな場面なら
- ◎吉 その気持ちを受け止めている……心が整理されつつある
- ▲注意 気持ちに押しつぶされる……現実でもためこんでいるサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 思い出す夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。過去の経験を今に生かす兆し。楽しい記憶は心の回復、つらい記憶は向き合う時期の知らせとされる。
Q. 思い出す夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 思い出す夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 夢で思い出した場面を覚えていれば書き留めてください。昔の写真や日記を一枚だけ見返すのも、今の自分を支える手がかりになります。
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