○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
冥界の王。隠れた財産や、無意識の奥にある力の象徴とされる。
心理学から見ると
冥界の王は、心理学的には、無意識の深い層や、普段は目を向けない心の暗い部分の象徴と読めます。ユングは無意識を、怖いだけでなく豊かな可能性の宝庫とも考えました。暗い地下で王に会う夢は、自分の奥に眠る力や、隠してきた感情に触れつつある状態を映すとも考えられます。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話のハデスは、兄弟のゼウスやポセイドンとくじで世界を分け、地下の冥界を治めることになった神です。春の女神ペルセポネを連れ去って妃にし、彼女が冥界のザクロを口にしたため、一年の一部を地下で過ごすことになりました。「富める者」を意味する別名を持ち、地下の鉱物や作物を育む大地の豊かさとも結びつけられました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ハデスは恐ろしい神である以上に「秩序を守る静かな王」でした。彼は罪を裁くより、冥界のきまりを守り続けた神です。夢の王が静かにあなたを見ていたなら、心の奥に埋もれた才能や記憶が掘り起こされる時期。何かを奪われる夢だったなら、手放すことで季節が巡る、ペルセポネの神話を思い出してほしいと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ハデスは、かぶると姿が見えなくなる兜を持っていたと語られ、冥界の門は三つの頭を持つ番犬ケルベロスが守っていたとされます。地上にはめったに姿を現さず、オリンポスの神々の集まりにも加わらない、いわば「見えない神」でした。人々はその名を口にすることさえ避けたともいわれます。当サイトの見方では、ハデスの夢を見る人は、表舞台から離れて一人で考え込む時間が長くなっていたり、誰にも見せない悲しみを抱えていたりすることが多いようです。夢の中で姿を消す兜をかぶっていたなら、人の目から隠れて自分を守りたい気持ちが強まっている状態。番犬ケルベロスに行く手を阻まれていたなら、過去の記憶や失ったものに近づくことを、心がまだ許していない印です。冥界の王と静かに言葉を交わしていたなら、亡くなった人や終わった出来事と、穏やかに折り合いをつける準備が整いつつあるのでしょう。これは推察ですが、見えない神の夢は、目立たない場所で続いているあなたの営みにも意味があると伝えているのかもしれません。
目覚めた朝にできること
昔に熱中していたけれどやめてしまったことを一つ思い出してください。地下に眠る宝は、忘れていた自分の中にあることが多いものです。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. ハデスの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。冥界の王。隠れた財産や、無意識の奥にある力の象徴とされる。
Q. ハデスの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ハデスの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 昔に熱中していたけれどやめてしまったことを一つ思い出してください。地下に眠る宝は、忘れていた自分の中にあることが多いものです。
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