◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
結婚と家庭の女神。パートナーシップの安定、あるいは嫉妬への注意とされる。
心理学から見ると
結婚と家庭の女神は、心理学的には、パートナーとの関係や、家庭の中での自分の立ち位置への関心を映す象徴と読めます。ヘラの嫉妬の物語から、信頼が揺らいでいる不安や、大切なものを奪われたくない気持ちが夢に出ているとも考えられます。穏やかな女神か怒れる女神かで、関係の安定度が分かります。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話のヘラは、ゼウスの正妻で結婚と女性の守り神です。夫の浮気相手やその子どもたちに激しい怒りを向けた話が多く、英雄ヘラクレスも生涯その怒りに苦しめられました。孔雀が聖鳥とされ、ローマではユノーと呼ばれ、英語の六月の名の由来ともされています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ヘラの怒りは、裏切りを繰り返されながらも誓いを守ろうとした者の苦しみでもあります。夢のヘラが嫉妬していたなら、あなたは大切な関係で報われなさを感じているのかもしれません。けれど、女神の冠をかぶって堂々としていたなら、揺らがない信頼を築ける時期。怒りの矛先が本当の相手に向いているかを確かめてほしいと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ヘラの聖鳥である孔雀の羽には、目のような模様が並んでいます。神話では、ヘラが見張り役として置いた百の目を持つ巨人アルゴスが倒された後、女神がその目を孔雀の羽に移したと語られます。見張り続けなければ安心できない女神の心が、あの美しい模様になったとも読めるでしょう。当サイトの見方では、ヘラの夢を見る人は、大切な相手を信じたい気持ちと、確かめずにはいられない気持ちの間で疲れていることが多いようです。夢の中で孔雀が羽を広げていたなら、相手に見られたい、認められたいという願いが強まっている状態。百の目に見つめられている気がしたなら、あなた自身が誰かから監視されているように感じているのかもしれません。結婚式や指輪の場面にヘラが現れたなら、約束の重さと、それを守り続ける覚悟を問われている印です。これは推察ですが、ヘラが見張り続けたのは夫ではなく、自分が大切にしてきた誓いそのものだったのかもしれません。見張らなくても壊れない絆があるかを、夢は静かに尋ねているのだと考えます。
目覚めた朝にできること
パートナーや家族に、感謝していることを一つ具体的に伝えてみてください。信頼の土台は、言葉にした小さな感謝から固まります。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ヘラの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。結婚と家庭の女神。パートナーシップの安定、あるいは嫉妬への注意とされる。
Q. ヘラの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ヘラの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. パートナーや家族に、感謝していることを一つ具体的に伝えてみてください。信頼の土台は、言葉にした小さな感謝から固まります。
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