◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
天岩戸の夢。閉じこもりたい気持ちや停滞の象徴だが、戸が開く夢は長い暗い時期が明ける吉兆。
心理学から見ると
岩屋にこもる夢は、傷ついた心がこれ以上傷つかないよう、外の世界との扉を閉ざしている状態と読めます。引きこもりたい気持ちは弱さではなく、回復のための防御反応とも考えられます。戸の外のにぎやかな気配が気になる夢なら、心は少しずつ外へ出る準備を始めているのかもしれません。
言い伝えと歴史
『古事記』などによれば、須佐之男命の乱暴に心を痛めた天照大御神が天岩戸にこもると、世界は闇に包まれました。神々は相談し、天宇受売命が踊って神々が大笑いし、気になって戸を少し開けた天照大御神に鏡を見せ、力持ちの神が戸を引き開けて光が戻ったと伝えられます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、天岩戸の物語で光を取り戻したのは説得ではなく「笑い声」でした。夢で自分が岩屋の中にいたなら、正論で引っ張り出されるより、楽しそうな誰かの気配を待ってよい時。自分が外で戸を叩いていたなら、閉じこもった誰かに必要なのは言葉ではなく、にぎやかで温かい空気なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
『古事記』によれば、天照大御神を岩屋から誘い出すため、神々は長鳴鳥を鳴かせ、榊に鏡や勾玉を掛けて祭りの支度を整えました。戸を少し開けた天照大御神の前に鏡が差し出され、そこに映る光に心を引かれたところを、力自慢の天手力男神が戸を開いて外へ導いたと語られます。当サイトの見方では、天岩戸の夢では、鏡の場面に注目したいところです。夢の中で鏡に自分の姿が映っていたなら、閉じこもっていた自分にも、まだ光る部分が残っていると気づき始めている印。外から誰かに手を引かれたなら、自分ひとりでは開けられない戸を、信頼できる人に開けてもらう時期でしょう。朝を告げる鳥の声が聞こえていたなら、長い夜が明ける合図を、心がもう受け取っています。これは推察ですが、自分が岩戸の外で祭りの準備をしていた夢は、閉じこもっている身近な誰かを、無理に引き出すのではなく、温かく待とうとしている心の表れだと当サイトは考えます。今も深く信仰される神話として、敬意をもって受け止めたい夢です。
目覚めた朝にできること
今日は声を出して笑える動画や本を一つ選んでみてください。閉じた戸は、外からの楽しげな音で少しずつ開くものです。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 天岩戸の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。天岩戸の夢。閉じこもりたい気持ちや停滞の象徴だが、戸が開く夢は長い暗い時期が明ける吉兆。
Q. 天岩戸の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 天岩戸の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は声を出して笑える動画や本を一つ選んでみてください。閉じた戸は、外からの楽しげな音で少しずつ開くものです。
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