○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
迷宮に潜む怪物。心の奥の衝動や、出口のない問題の中心にあるものの象徴とされる。
心理学から見ると
迷宮の奥にいる半人半牛の怪物は、心理学的には、心の奥に閉じ込めた衝動や、向き合うのを避けてきた問題の象徴と読めます。ユングの言う「影」、つまり自分では認めたくない一面が形を取ったものとも受け取れます。迷宮で迷い続ける夢は、答えの出ない悩みを抱えている状態を映すと考えられます。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話で、クレタ島のミノス王は名工ダイダロスに迷宮を造らせ、そこにミノタウロスを閉じ込めました。アテナイからは若者たちが生け贄として送られていましたが、英雄テセウスが王女アリアドネから渡された糸玉を頼りに迷宮へ入り、怪物を倒して帰り道をたどったと伝わります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ミノタウロスは生まれたことに罪のない怪物です。王家の過ちから生まれ、隠すために閉じ込められました。夢の怪物もまた、あなたが隠してきた何かが大きく育ったものかもしれません。大切なのは倒すことより「糸を持っていたか」。帰り道を示す人や習慣があれば、心の奥へ降りても戻ってこられると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ミノタウロスの神話では、迷宮に入った英雄テセウスは、王女アリアドネから渡された糸をたどって外へ戻ることができました。怪物を倒す力だけでなく、帰り道を確かめる工夫があってこそ物語は終わったのです。当サイトの見方では、ミノタウロスの夢で大切なのは「迷宮の中で誰と一緒だったか」です。一人で歩いていたなら、悩みを誰にも打ち明けられずにいる状態。誰かが糸を持って待っていてくれたなら、あなたを支えている人の存在を心が感じ取っています。夢の中でミノタウロスと目が合ったなら、避けてきた問題の正体がもう見えてきています。姿は見えず、足音や息づかいだけを感じていたなら、まだ問題の輪郭がつかめていない段階でしょう。これは推察ですが、迷宮を外から眺めていた夢なら、悩みから一歩引いて全体の形を見られるようになった印と当サイトは考えます。迷宮は、上から見れば必ず出口がある形をしているものです。
目覚めた朝にできること
悩みの「入口」と「今いる場所」を紙に一行ずつ書いてみてください。アリアドネの糸のように、たどってきた道が見えると出口も見えやすくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. ミノタウロスの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。迷宮に潜む怪物。心の奥の衝動や、出口のない問題の中心にあるものの象徴とされる。
Q. ミノタウロスの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ミノタウロスの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 悩みの「入口」と「今いる場所」を紙に一行ずつ書いてみてください。アリアドネの糸のように、たどってきた道が見えると出口も見えやすくなります。
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