○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
雷神トールとハンマー。障害を打ち砕く力や、仲間を守る強さの象徴とされる。
心理学から見ると
雷とハンマーを振るう神は、心理学的には、障害をまっすぐ打ち破りたいという力強さや、押さえてきた怒りのエネルギーの象徴と読めます。守る者として戦う姿が印象的だったなら、身近な人を守りたいという責任感が高まっているとも考えられます。雷の音が怖かったなら、自分の中の強い感情に戸惑っているのかもしれません。
言い伝えと歴史
北欧神話のトールは、ハンマー「ミョルニル」で巨人たちから神々と人間の世界を守る雷神です。力自慢で気性は荒いものの、農民をはじめとする人々に広く親しまれた神でした。世界の終わりには大蛇ヨルムンガンドと相打ちになると語られます。英語の木曜日は、この神の名に由来します。
当サイトの考察
当サイトの見方では、トールのハンマーは「壊す力」であると同時に「守る力」です。雷は恐ろしくても、畑に雨をもたらすものでもありました。夢の中でハンマーを何に向けていたかを思い出してください。人を守るためなら、あなたの強さを使う時。怒りにまかせて振り回していたなら、その力の向け先を選び直す時期と考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ヴァイキングの時代の北欧では、トールのハンマーをかたどった小さなお守りが身に着けられていたことが、各地で見つかる出土品から知られています。人々にとってトールは、遠い天上の王ではなく、旅や暮らしを守ってくれる身近な神だったのでしょう。神話には、巨人にハンマーを盗まれたトールが、取り戻すために花嫁の姿に化けて巨人の館へ乗り込むという、少し滑稽な話も伝わります。当サイトの見方では、トールの夢を見る人は、強くあらねばと気を張るあまり、自分の弱さを見せる余地を失っていることが多いようです。夢の中でハンマーを失くして探していたなら、自信や頼りにしていた武器を見失いかけている状態。似合わない姿に変装してでも何かを取り戻そうとしていたなら、体面を捨ててでも守りたいものがある印です。雷鳴を遠くで聞いていただけなら、大きな変化の気配を感じ取っているのでしょう。これは推察ですが、力の神の滑稽な話が愛されたのは、強さと可笑しさが同じ人の中に同居すると人々が知っていたからだと考えます。
目覚めた朝にできること
後回しにしている面倒ごとを一つ選び、今日のうちに一撃で片づけてください。力は小さな障害に使うと心地よく発散できます。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. トールの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。雷神トールとハンマー。障害を打ち砕く力や、仲間を守る強さの象徴とされる。
Q. トールの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. トールの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 後回しにしている面倒ごとを一つ選び、今日のうちに一撃で片づけてください。力は小さな障害に使うと心地よく発散できます。
あわせて読みたい夢の読み物
「世界の神話の神々」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。