▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
いたずらと変身の神。身近なトラブルメーカーや、自分の中の気まぐれの象徴とされる。
心理学から見ると
いたずらと変身の神は、ユングの言う「トリックスター」の元型そのものです。心理学的には、決まりきった日常を崩したい気持ちや、自分の中の気まぐれ・ずるさへの自覚を映すと読めます。身近な人がロキの姿で出てきたなら、その人への警戒心や、振り回されている感覚の表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
北欧神話のロキは、巨人の血を引きながら神々の仲間となり、姿を自在に変えて何度も騒ぎを起こしました。一方で、彼の失敗の埋め合わせから神々の宝物が生まれた話もあり、単純な悪役ではありません。しかし光の神バルドルの死を招いたことで捕らえられ、世界の終わりには神々の敵側に立つと語られます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ロキの夢は「混乱が何を生んだか」で読み分けます。神話のロキは、騒ぎを起こしながらも結果的に宝をもたらすこともあれば、取り返しのつかない悲劇を招くこともありました。夢のいたずらが笑って済むものなら、硬くなった日常に風穴をあける好機。誰かが傷ついたなら、軽い気持ちの一言が大きな溝になる前ぶれと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
神話の終わり近く、捕らえられて岩に縛られたロキの顔の上には、毒蛇の毒がしたたり落ちるようにされたと語られます。そのそばでは妻のシギュンが器を掲げて毒を受け止め続け、器がいっぱいになって捨てに行くわずかな間に毒がかかり、ロキが身をよじると大地が揺れた、それが地震だと伝えられてきました。騒ぎを起こし続けた神の傍らに、黙って寄り添い続ける者がいたのです。当サイトの見方では、ロキの夢を見る人は、身近に振り回される相手がいて、その人を見捨てきれずにいることが多いようです。夢の中であなたがロキにだまされていたなら、誰かの気まぐれに疲れながらも、関係を断てずにいる状態。あなた自身がロキになって姿を変えていたなら、場に合わせて自分を演じ分けることに疲れているのかもしれません。シギュンのように器を持って誰かを守っていたなら、その献身が報われるのかどうかを、心が問い始めている印と考えます。
目覚めた朝にできること
今日は冗談や軽口を言う前に、一呼吸置いてみてください。いつもと違う道を通るなど、害のない小さな変化で気まぐれを満たすのもおすすめです。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ロキの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。いたずらと変身の神。身近なトラブルメーカーや、自分の中の気まぐれの象徴とされる。
Q. ロキの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ロキの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は冗談や軽口を言う前に、一呼吸置いてみてください。いつもと違う道を通るなど、害のない小さな変化で気まぐれを満たすのもおすすめです。
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