◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
目標の達成や努力が報われる吉夢。見晴らしが良ければ先の見通しが立つ兆し、霧で何も見えなければ達成後の目標を見失う注意とされる。
心理学から見ると
山頂に立つ夢は、長く取り組んできたことに一区切りがついた、あるいはつきそうだという感覚を映すと読めます。夢の連続性仮説に沿えば、昼間に感じた達成感や手応えがそのまま夢の景色になったものとも考えられます。一方で、頂上に立つと「次にどこへ行くか」という問いも生まれ、その戸惑いが夢に残ることもあります。
言い伝えと歴史
日本では古くから山の頂は神が降りる場所とされ、霊山の山頂に祠や奥宮が置かれることも少なくありません。山頂で朝日を拝む「ご来光」の習わしも、頂に立つことが特別な体験であった名残といえます。そのため頂上の夢は、夢占いでも運気の高まりを示すものとして好まれてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、山頂で「誰と一緒だったか」が肝心です。ひとりきりなら、達成の喜びと同時に、周りと分かち合えない孤独を抱えているのかもしれません。見下ろした麓に自分の家や町が見えたなら、登ってきた道のりを振り返る余裕が出てきた印。足元が狭く風が強かったなら、今の地位や成果を守ることへの緊張が夢に表れたと読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
山頂に立つと、思わず「やっほー」と叫びたくなる人も多いでしょう。山に響く声の返りは、昔は山彦という山の存在が答えているとも考えられました。当サイトの見方では、山頂の夢で声を出したかどうか、そして声が返ってきたかどうかに、達成への周りの反応への期待が表れます。叫んだ声がこだまして返ってきたなら、あなたの努力はきちんと周りに届き、認められていくという予感。声が返ってこなかったなら、喜びを分かち合う相手が見つからない寂しさがあるのかもしれません。どうやって登ったかも大切です。自分の足で登り切ったなら、達成感を自分の力として実感できている状態。ロープウェーなどで楽に着いたなら、周りの助けや運に恵まれたことへの感謝と、少しの後ろめたさが同居していると読めます。向こうにさらに高い山が見えたなら、達成に満足するより、次の目標へ心が向き始めています。これは推察ですが、この夢は、一区切りを迎えた人が、次に何を目指すかを静かに考え始めた時に見るのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
ここ最近やり遂げたことを一つ書き出し、自分で自分をねぎらってください。そのうえで、次に登りたい「小さな山」を一つだけ決めておくと、達成後の空白が埋まります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 山頂に立つ夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。目標の達成や努力が報われる吉夢。見晴らしが良ければ先の見通しが立つ兆し、霧で何も見えなければ達成後の目標を見失う注意とされる。
Q. 山頂に立つ夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 山頂に立つ夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. ここ最近やり遂げたことを一つ書き出し、自分で自分をねぎらってください。そのうえで、次に登りたい「小さな山」を一つだけ決めておくと、達成後の空白が埋まります。
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