◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
知恵や見守り、ルーツの象徴。亡くなった祖父母が出てくる夢は、守られていることの表れとされる。
心理学から見ると
祖父母は、親よりも少し距離のある、無条件に受け入れてくれる存在として心に残りやすい人です。ユングのいう「老賢者」や「太母」の元型に重ねて、知恵や包容力の象徴とも読めます。疲れているときや大きな決断の前に祖父母の夢を見るのは、心が安心できる支えを探しているからとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では、亡くなった人が夢に現れて何かを告げることを「夢枕に立つ」と言い、祖父母が夢に出るのは見守っている印と受け取られてきました。お盆やお彼岸に先祖を供養する習慣とも重なります。夢占いでも、亡き祖父母の夢は守られている吉夢と読まれることが多いようです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、祖父母の夢は「口ぐせ」を思い出すための夢です。夢で何も話さなかったとしても、目覚めたあとに浮かぶあの声の調子や、よく言われた一言がきっとあるはずです。祖父母が台所にいたか、縁側にいたか。その場所は、あなたが一番落ち着ける心の居場所を表していると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
祖父母の家には、自分の家とは違う独特の匂いや音があったという人は多いでしょう。畳や線香の香り、柱時計の音、仏間の静けさ。祖父母の夢には、本人の姿だけでなく、そうした家の気配ごと現れることがよくあります。祖父母の世代の多くは、物の少ない時代を生き、暮らしを工夫しながら家族を支えてきました。当サイトの見方では、夢の中で祖父母が出してくれた料理や、使っていた道具は、その人たちが生きてきた時代の知恵を、あなたが受け取ろうとしている印です。場面の違いも読みを分けます。祖父母の家が取り壊されたり売られたりする夢なら、心のよりどころが一つ形を変えていく寂しさ。祖父母が若い頃の姿で現れたなら、あなたは「祖父母」ではなく、一人の人としてのその人に出会い直したいのかもしれません。これは推察ですが、夢の祖父母があなたを分からない様子だったなら、それは忘れられる怖さよりも、自分が大人になって変わったことへの戸惑いを映しているのでしょう。
目覚めた朝にできること
祖父母がよく言っていた言葉を一つ思い出して書き留めてください。存命なら短い電話を、亡くなっているなら手を合わせる時間を少しだけ持ちましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 仲良くしている……関係の安定、または仲良くしたい願い
- ケンカ・別れ……逆夢として、かえって絆が深まる兆しと読まれることが多い
- ▲注意 相手が知らない顔をする……その人との距離や、自分の自信のなさを映す
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 祖父母の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。知恵や見守り、ルーツの象徴。亡くなった祖父母が出てくる夢は、守られていることの表れとされる。
Q. 祖父母の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 祖父母の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 祖父母がよく言っていた言葉を一つ思い出して書き留めてください。存命なら短い電話を、亡くなっているなら手を合わせる時間を少しだけ持ちましょう。
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