○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
自分の分身や、比べてしまう相手の象徴。仲良くする夢は協力者の存在、ケンカは自分の中の葛藤を表すとされる。
心理学から見ると
きょうだいは、同じ環境で育ちながら違う道を歩む、いわば「もう一人の自分」です。夢のきょうだいは、自分と比べてしまう気持ちや、自分にない性質への憧れを映すと読めます。アドラー心理学では生まれ順が性格に影響するとされ、兄や姉、弟や妹として負ってきた役割が夢に出ることもあります。
言い伝えと歴史
日本神話には、海の幸をとる兄と山の幸をとる弟が、道具の貸し借りから争いになる海幸彦・山幸彦の話があります。きょうだいは助け合う相手であると同時に、競い合う相手としても古くから語られてきました。夢占いでは、仲の良いきょうだいは協力者の出現、争いは内なる迷いとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、きょうだいの夢は「選ばなかった人生」を見せる鏡です。夢のきょうだいが自分より幸せそうなら、その姿はあなたが諦めた道。一人っ子なのにきょうだいが出てきたなら、心の中で自分を支える相棒を求めているのかもしれません。夢の中で並んで歩いたか、背中を追ったかを思い出してください。
当サイトの見方:もう一歩深く
きょうだいは、同じ家の空気を吸い、同じ食卓の味を知っている、数少ない「記憶の証人」です。子どもの頃のおもちゃの取り合いや、親に叱られた夜のことを、細かく覚えているのはきょうだいだけかもしれません。大人になると、進学や就職、結婚でそれぞれの暮らしが離れ、年に数回しか顔を合わせなくなることも珍しくありません。当サイトの見方では、きょうだいの夢は、そうして薄れていく共通の記憶を、心がもう一度確かめようとしているときに現れます。場面ごとの読み方もあります。子ども部屋で一緒に寝ていたなら、何も気にせず甘えられた頃への郷愁。親に比べられている場面なら、今も心のどこかで「自分は認められているか」を気にしている状態です。自分は大人なのにきょうだいだけが子どもの姿だったなら、相手を守らなければという責任感が強まっているのでしょう。これは推察ですが、親の老いや実家の今後が気になる時期には、きょうだいと力を合わせたい気持ちと、負担の偏りへの不安が、同じ夢の中で揺れているのだと考えます。
目覚めた朝にできること
きょうだいがいれば、用件がなくても一言だけ連絡してみてください。いなければ、夢のきょうだいが持っていた長所を一つ書き留め、自分に取り入れる方法を考えてみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 仲良くしている……関係の安定、または仲良くしたい願い
- ケンカ・別れ……逆夢として、かえって絆が深まる兆しと読まれることが多い
- ▲注意 相手が知らない顔をする……その人との距離や、自分の自信のなさを映す
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. きょうだいの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。自分の分身や、比べてしまう相手の象徴。仲良くする夢は協力者の存在、ケンカは自分の中の葛藤を表すとされる。
Q. きょうだいの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. きょうだいの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. きょうだいがいれば、用件がなくても一言だけ連絡してみてください。いなければ、夢のきょうだいが持っていた長所を一つ書き留め、自分に取り入れる方法を考えてみましょう。
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