◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
世界の終わりと再生の神話。大きな終わりのあとに新しい世界が始まる転機の象徴。
心理学から見ると
世界が終わる夢は、心理学的には、今の生活や考え方の一つの時代が終わろうとしている感覚の表れと読めます。転職、引っ越し、関係の終わりなど、大きな変化の前後によく見られるタイプの夢とも考えられます。脅威シミュレーション説の立場からは、心が最悪の事態を予行演習しているとも受け取れます。
言い伝えと歴史
北欧神話のラグナロクは「神々の運命」を意味し、長い冬のあとに巨狼や大蛇が解き放たれ、神々と巨人の最後の戦いで世界が炎に包まれると語られます。しかし物語はそこで終わらず、海から緑の大地が再び浮かび上がり、生き残った神々と人間が新しい世界を始めるとされています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ラグナロクの夢で見てほしいのは「最後に何が残ったか」です。神話では、世界樹に身を隠した人間が生き延びたとも語られます。夢の終わりが炎と闇だけなら、今はまだ終わりを恐れている段階。静けさや朝の光を見たなら、あなたの中ではすでに新しい世界の準備が始まっていると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ラグナロクの前には、夏の来ない冬が三度続く「フィンブルの冬」が訪れると語られます。世界の終わりは、ある日突然やってくるのではなく、長く冷たい季節の果てに来るものとして描かれているのです。北欧の厳しい冬を生きた人々にとって、明けない冬の恐ろしさは身にしみたものだったでしょう。当サイトの見方では、ラグナロクの夢を見る人は、卒業や退職、別れや引っ越しなど、一つの時代が終わる予感の中にいることが多いようです。終わりの戦いを遠くから見ていたなら、変化が自分の手の届かないところで進んでいく心細さ。自分も戦いに加わっていたなら、終わりを受け身で待つのではなく、自分の手で区切りをつけようとしている状態です。誰かの手を握って炎を見ていたなら、その人とならどんな変化も越えられるという信頼が育っています。これは推察ですが、長い冬の場面がやけに印象に残っていたなら、あなたは今、終わりそのものより、終わりを待つ時間に疲れているのかもしれません。
目覚めた朝にできること
「終わってほしくないもの」と「終わってもいいもの」を一つずつ書き分けてください。終わりの形がはっきりすると、不安は小さくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. ラグナロクの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。世界の終わりと再生の神話。大きな終わりのあとに新しい世界が始まる転機の象徴。
Q. ラグナロクの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ラグナロクの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 「終わってほしくないもの」と「終わってもいいもの」を一つずつ書き分けてください。終わりの形がはっきりすると、不安は小さくなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「世界の神話の神々」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。