○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
しなやかさと、この世ならぬものの気配の象徴。風になびく柳は柔軟に困難をかわす力、夜の柳は霊的な感受性の高まりを示す。
心理学から見ると
風にしなやかになびく柳は、心理学的には、強く抵抗するより受け流して生き延びる力を映すと読めます。一方で、垂れ下がる枝の暗い影は、はっきりしない不安や、過去の悲しみが心の片隅に残っている状態とも結びつけて考えられます。
言い伝えと歴史
「柳に風」は、逆らわず受け流すことのたとえです。一方で江戸時代以降、柳の下に幽霊が現れるという姿が怪談や絵で定番となり、柳は水辺の不気味さとも結びつきました。「柳の下にいつも泥鰌はいない」ということわざもあり、柳は一度の幸運に頼るなという教えにも登場します。
当サイトの考察
当サイトの見方では、柳の夢は「昼か夜か」で表情が変わります。明るい川辺でなびく柳なら、今は正面からぶつからず、受け流すのが得策という知らせ。夜の柳の下に誰かが立っていたなら、あなたの感受性が高まり、言葉にしていない誰かの思いを感じ取っているのかもしれません。怖さより懐かしさがあったなら、それは亡き人を偲ぶ心の表れです。
当サイトの見方:もう一歩深く
柳は水辺を好む木で、昔から川岸や堀端に植えられ、張りめぐらせた根で土手の土を押さえる役目も担ってきました。「柳に雪折れなし」ということわざは、しなやかな柳の枝は雪の重みを受け流すので折れない、という様子から、柔らかいものは硬いものより強いことのたとえとして使われます。かつては柳の枝を編んで作った柳行李が、旅や引っ越しの荷物入れとして暮らしを支えていました。当サイトの見方では、柳の夢は、しなやかさが人や場所を守る力になることを映しています。川辺の柳の下に立ち、枝が風に揺れるのを見ていた夢は、無理に逆らわず流れを受け流せる心の状態。雪をかぶった柳の枝がしなっていた夢なら、今の重荷を、折れずに受け止めている自分を認めてよい時期でしょう。これは推察ですが、柳の枝で何かを編んでいた夢は、柔らかい関わりを重ねながら、人や物事を一つにまとめていく力を示していると当サイトは考えます。夜の柳に不思議な気配を感じたなら、感受性が細やかになっている印かもしれません。
目覚めた朝にできること
今日、言い返したくなる場面が来たら、一呼吸おいて受け流してみてください。柳のしなやかさが、無駄な衝突を防いでくれます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 柳の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。しなやかさと、この世ならぬものの気配の象徴。風になびく柳は柔軟に困難をかわす力、夜の柳は霊的な感受性の高まりを示す。
Q. 柳の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 柳の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、言い返したくなる場面が来たら、一呼吸おいて受け流してみてください。柳のしなやかさが、無駄な衝突を防いでくれます。
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